はじめに
2020年幕開けと同時に世界にコロナウイルスが蔓延しパンデミックになり経済が大きく後退しました。
各国ともに生産を停止しロックダウンやそれに近い状態が続き多くの企業でもサプライチェーンが麻痺したことと思います。
そんなコロナウイルスの最中でも注目を集めたのが3Dプリンターです。
今後のサプライチェーンの在り方を再考するチャンスなのかもしれません。
サプライチェーン
日本の産業も多くの部品を中国などに依存してきました。
コロナウイルスの影響で部品が入らなくなり稼働が停止したというニュースはすでに2月には出始めていました。
その影響は今後も続くものと見られています。
コロナ関連で金属3Dプリンターの相談が弊社にも多くありました。
また、医療現場ではマスクやフェイスシールドが無く各3Dプリンター受託造形サービスに依頼が殺到。
弊社でもマスクやフェイスシールドの造形に着手しました。
コロナウイルスの影響で瞬く間にサプライチェーンが壊れモノづくりが麻痺してしまう光景を初めて見てしまった気がします。
以前から3Dプリンターについてはスマートファクトリーの構築に一役買えると言われてきましたが今日現在までそれが実現することはありませんでした。
しかしこれほどサプライチェーンが破壊されるとスマートファクトリーの必要性が高まります。
金属にしろ、樹脂にしろ3Dプリンターの活用を見直す必要性があるのではないだろうか・・・
プロトタイプではなくモノづくりへ前進していくことが今後の3Dプリンターのあるべき姿になるのかもしれない。
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