はじめに
牛のレバ刺し、お好きですか?
私は大好きで、以前は焼き肉店に行くたびに注文していました。
それは焼肉店で死者5名を出す食中毒事件が発生し、その原因がユッケやレバ刺しを食べたことによる・・と結論付けられたのです。
その後大規模な細菌検査が行われ、レバ刺し用のレバー内部からO157が検出され2012年7月より食品衛生法により全面禁止!
レバ刺しは提供しなくなってしまったのです。
食欲は貪欲
レバ刺しの食感・・味・・香・・今でも忘れることはできません。
もう食べることは出来ないのか・・・
いや・・・人間の欲望とは貪欲なものです。
牛以外の生肉の提供であったり、いろんな形でレバ刺しファンの要望を満たすべくいろんな商品が出ています。
そしてついに2020年3月18日に参議院財政金融委員会で某国会議員が生レバーの解禁提案をしてくれました。
現状の食品衛生法では、安全に食べるための規格基準を設定し安全性を確保できるまでの間とされているようですので、いつの日かまた提供していただける日が来るのかもしれません。
一刻も早く解禁のプロトコルを作っていただきたいものです。
生レバー解禁提案→https://www.kurashikiooya.com/2020/03/20/post-9488/
レバ刺し再現
レバ刺しの解禁については国会議員の先生方にお任させするとして・・・
解禁までの代替品としてこんなものが出ておりました。
マンナンミールカンパニー「ごま油で食べる元祖マンナンレバー」
https://www.haisky.co.jp/products/p13/
どうなんでしょうか・・・・
レバ刺し風こんにゃくなので、結局はこんにゃくですよね・・
しかし、見てしまった以上は購入し食べてみる価値はある。
そう思い、すぐさま購入しドキドキを抱えて食べてみました。
食感とかは、瓜二つ、とは言えませんが雰囲気出てると思います。
それっぽい
味はやはり・・・「たぶん」こんにゃくっぽいかなと。
なぜ「たぶん」と言うかというと、食べる際にレバ刺しっぽくするために、ごま油+塩につけて頂いたのですが、正直ごま油と塩の味しかしませんでした。(そんなに悪い意味では無いのですが)
そのまま食べてみるべきでした・・・(;^_^A
この商品・・トータルで見て、やっぱりレバ刺しとは別物なんですが、それっぽいものとしてお手軽に楽しむにはいいんじゃないかなと思います。
まだしばらく手に入らない物を懐かしんでいるのもいいかもしれませんが、なんとかそれっぽいものを代替品で作っていこうといったような、こういう発想も大事ですよね。
3Dプリンタやリバースエンジニアリングなどで、昔の物を再現というご相談を頂く事がありますが、かつてのものに近づける、というご要望もそうですが、そこにひと改良加えるといった未来志向なご要望もあったりと様々な可能性に驚かされる事もあります。
そういう意味ではレバ刺しをレバーではなくこんにゃくで再現に挑戦されている事に敬意をもって、たまに賞味させて頂こうかと思っています(実はハマってる)
リバースエンジアリングとは